美土里会日記
供養会を行いました
2020.12.14
12月9日、特養で供養会を行いました。
1年に1回行っている供養会。
1年間に亡くなられたご利用者のご冥福をお祈りするもので、毎年多くのご利用者にご参列いただいています。
この日も例年同様、七戸町内の青岩寺のご住職に来荘いただきました。
「供養会がありますよ」
「和尚様がいらっしゃるので、亡くなられた方に手を合わせませんか」
などと皆さんにお声がけすると、一様に「行く」「拝まねぇば」とのお答え。
ご利用者全体のうち、実に2/3の方がホールにいらっしゃいました。
ご住職がお勤めされている間、皆さん自然と手を合わせていらっしゃいました。
供養会が終わってからも、祭壇前に進んでお焼香をされたり手を合わせる方も。
一心不乱に手を合わせる方、何度もお焼香される方、口の中でお念仏を唱える方、思わず涙を流してしまう方…。
皆さん、思い思いの方法で物故者を想い「供養」されていたことでしょう。
"祈る"という行為が、日本人の心に深く根付いていると改めて実感することができました。