美土里会の自然紹介〜ギョイコウ〜

2018.05.12

今年の春は暖かい日が続き、サクラの開花も例年より早まりましたね。

サクラと言えばソメイヨシノですが、美土里会の敷地にも珍しい桜が植えられているのをご存知ですか。
その名も『御衣黄』。ギョイコウ、と呼びます。

植えられている場所は、美土里荘の正門すぐうしろ。国道394号線からも見えます。

ソメイヨシノより少し遅く咲くギョイコウの特徴は、なんと言っても花の色。
何と、咲き始めの時は黄緑色。しばらく時間が経つと、中心が赤みをおびて一段と綺麗になります。

ギョイコウを漢字で御衣黄と書くのは、花の色が昔の貴族が好んだ衣の色『萌黄色』に似ているからだとか。
そう考えると、このちょっと変わった色もとても高貴な色に見えますね。

残念ながら今年のギョイコウはもう終わりですが、機会がありましたら是非ご覧下さい。